3つの交響的素描「海」(4月4日)
これからはひとつの記事一曲以上のペースで、その日聞いて印象に残ってる演奏を紹介していきたいと思います。あくまで思います←
で、今日の曲は全日本吹奏楽コンクールライブ録音から。
天理高校(指揮:新子菊雄) 金賞
3つの交響的素描「海」より 風と海の対話
(C.ドビュッシー/上埜孝)
前半の記事でちょっと天理の話を聞いたので、そのついでもありこの演奏を。
天理は新子先生時代'93と'03の二回、交響詩「海」をとりあげてます(どちらも上埜先生編曲)。さてさて、一回目のこの演奏は、スケールの大きな私好みの演奏。特にホルン、ペット、トロンボーンの金管群の堂々とした響きは音圧もしっかりしていて圧巻ものです。途中トランペットソロを一箇所はずしてしまったのがかなり残念ですが、それを差し引いても充分立派な演奏。あのソロはしかたないっす。
初めにあげた「スケール」って何?っていうと…うーん、言葉で書くと薄っぺらくなってしまうんですが強弱の幅だとか、テンポのゆれだとか…そういうやつですね。これがとっても幅があってこの曲にぴったり。
この演奏を聴いてやっぱり思うのは、どんな曲でも「天理の音」がするんですよ、天理の演奏は。特に'88ディオニソスとかは真似できないですよね!
とまぁ、チラ裏な感想で「は?何言ってるのコイツ」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、どうかたかだかブログの話です、お許しを(苦笑)
それではまた。
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