【感想】全日本吹奏楽コンクール 高校前半の部1【福工大城東】 音楽 2011吹奏楽コンクール 2011年12月20日 目次出来ました! まもなく今年のコンクールライブ盤も発売!ということで、ようやく俺もコンクール感想をまとめたいと思います(笑) 最近前より吹奏楽聞いてないかも…なんか全国生で聞くと、忘れたくなくてもったいなくて(笑) というわけで、一回に一団体からニ団体ずつ、俺の超主観的感想を書いていきたいと思います。だらりと読んでください。前半01 九州 福岡工業大学附属城東高等学校(指揮:武田邦彦) 銀賞 ♪(課) I ライヴリー アヴェニュー ♪(自) バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲より(M.ラヴェル/佐藤正人) 3年ぶり27回目 昨年の成績:九州大会金賞 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 金-銀-銅 休 銀 銀 銀 休 金 金 金 休 ― ― 銀 3 -4 -0 とにかく音圧に圧倒された12分間!あっという間でした…演奏終了後はガチ号泣。ちょっと嗚咽したくらい。初めての全国が朝一城東は精神的ショックが大きすぎて。 となりの安城学園(ぽい?)の女子高生二人にドン引きされてました。 ♪(課)1 ライヴリー・アヴェニュー 冒頭のF-dur一発でノックアウト。トランペット・トロンボーン(特に相変わらずのバストロ)にやられました。朝一とは思えない、いつもの「城東サウンド」に脱帽。Aメロ入る時点ではもう涙を浮かべてました。正直ショックが大きすぎてあんまり覚えてないのですが(すみません情けないくて)、とにかく横綱級の重厚なマーチでした。明るくパワフルな金管はほんとに生で聞くと違う。一階で聞いてたからかもしれないけど、音がまっすぐ → こう飛んでくる感じです。加えて木管も意外に(失礼!)薄さが気になったりはせず、吹奏楽らしくハイレベルでした。一瞬テューバセクションが(確かTrio)危なくなったことくらいかな、粗として覚えているのは。2007憧れの街を彷彿とさせる演奏でした。音量がおかしい。 ♪(自)バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲より(佐藤正人編) 夜明けの冒頭は荒くなるかな、と思ったけどそんなことなく実に質のいい木管でした。マーチからがらっと雰囲気を変えて吹ける成長っぷりに驚き。確かに朝一だと夜明けのイメージはしやすいのかもしれませんね。ほんとうにダイナミクスの上限が広い演奏。I.夜明け では意外なカット(あそこだよほら、普通はカットするアレ)に驚き、しかもそこの表現や吹き方が絶品で二度びっくり。支部大会音源では不自然?と思ったEuphもそれほどは不自然じゃなかったです。夜明けのクライマックスは、たいていサスシンのバランスが難しいところですが、サスシンも出すけどそれ以上に金管が出すという珍しい手法で乗り切る。豪快な夜明け方。アルプス交響曲みたいな感じ、といえば伝わりますかね? ちなみに、注目のEsClソロはClセクション中央部にEsClが配置されたのもあって、よくブレンドされた柔らかいサウンドでミスもなくGOOD。ちょっとヴェールがかかったような。 素直、というかストレートな演奏。トゥーランドットや展覧会などの豪腕な印象が強かった武田&城東には合わないかな?と思ったダフクロでしたが、意外にも城東サウンドの良さを生かしながら素敵な演奏でした。 銀賞だったのはやっぱり2001年と同じく音の硬さや力みが理由でしょうか。だとしたら、屋比久先生時代の城東レベルまで進化を遂げたってことでしょう。来年も頑張れ! http:// [7回]PR