マーチ「春風」…のはずだよね?(1月25日)
そしてパートぎめの面談で俺のその後約5年間の吹奏楽人生の大きな、大きな転機を迎えてしまいます。
顧問「はい、じゃあ歯並び見せて下さいね」
俺「はい」キョウセイブリッヂキラーン
顧問「ああ、矯正してるのね。希望楽器は?」
俺「はい、1.ホルン 2.トランペット 3.トロンボーン です!!」
顧問「Oh...そう...まぁ、矯正してるから金管は無理ね。」
俺「」
俺「いや、でも、小学校ではトロンボーンを…」
顧問「でも限界があるでしょ。」
俺「あ、いや、でも、はい...」
そして後日パート発表の日、委員会で部活に遅れていくと…
H先輩「おーい、キヨスク(俺のあだ名)、おまえコントラバスなー」
俺「」
俺「…え?…え?え?」
とりあえず弦バスの先輩(女)に連れられていく俺
俺「…まぁ、テューバよりはマシか…」
先輩(注:3年)「アンタ、何いってんの?私があんただったら間違いなく殴ってたよ?」
俺「…はぁ、そうですね。」
先輩「…。(怒)」
第一印象最悪。今思い出しても穴掘って埋まりたいで(ry とにかく、先輩には謝っても謝りきれません…;;
今でも頭があがらない人です。いろいろと完璧超人な先輩でした。
まぁ身長でかいしコンバスってのもうなずけなくもないんですが、なんでボーン経験者、矯正ありの俺が弦バスで、経験なし矯正ありのやつがEuph吹いてたわけ?ちょっと不公平なような…もちろん彼女は悪くないんだけど。
その後、パート練習が続々始まる中俺はひたすら手首の返しの練習。他のパートで言うとマッピで音を出す練習みたいなもんですが、音が出せない分それよりきつい。
あの時ほどなまじほかの楽器が吹けることを恨めしく思ったときはありませんでしたね。一週間楽器にさわらず、弓だけ持ってひたすら鏡を見て手首を返す練習…
それほど練習時間の長い、きつい部活ではなかったのですが、けっこうしっかりした先輩だったのとパート教室が音楽準備室で狭かったのでプレッシャーもあったのでもう。
それから楽器を持たせてもらってひとつの音をひたすら途切れずに引く練習…音階なんてやったのは3週間くらいたってからじゃなかったかなぁ。それでも早い方なんだろうか。
練習してて、何回「トロンボーンだったらこんなん簡単なのになんでやらなきゃならないんだ!!」と思ったことか。楽器が変わるというのはつらいものなんです。それでも負けず嫌いの単純なバカだったので辞めるという選択肢は考えませんでした。
2、3年はコンクール曲、1年は別教室で練習でまとまって個人練習、という形だったのですが、俺は楽器も出せなかったのでさらに別教室でひとり隔離されて手首の返しとと音出し。
そうしてやっとこさ、一年の教室で練習できるようになって、みんなより3週間以上遅れてやっと手にした1年用の練習曲の楽譜が、この「春風」だったんです…
うっわ、長wwww
というわけで曲の記事は2つ目のほうで。
注:曲以前に中学時代の話が長すぎて曲の解説にたどり着けませんでした…ということで曲の解説はこちら
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