歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール(2月11日)
第54回(2006年)全日本吹奏楽コンクール。
歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール
(C.サン=サーンス/真島俊夫,高山直也)
全国大会にはずいぶん昔から出演していた津幡中学校。金賞も何回かとっていますがなかでも現在金沢市立工業の幸正勤也先生が指揮していた時期には(1986-1987)ハチャトゥリアンの「シンフォニー・ポエム」で名演を残すなど伝統ある強豪校です。
さてさて今回のこの曲ですが、2005-2008の三年連続出場(銅-金-銅)の真ん中の年の演奏。この演奏を聴いたとき僕は鳥肌が立ちました(CDですけどね;)。強豪校復活だ!とひそかにガッツポーズしたものです。
非常に澄んだ音で、きれいなサウンドで脱帽。50人いるのかな?ここんとこは調べてないから何とも。
かといって音圧には物足りなさは微塵も感じさせないし、技術もかなりのレベルというのがさらに驚き。
冒頭のつややかなソロで一気に引き込まれ、そのまま「きれいだなー」と感心していると強烈なaccelとTimpの強打に驚愕し、呆然とする間に猛スピードで終結部になだれ込む。気が付けば「もう終わり?」と思うような実に見事な演奏です。これは必聴!!!
バッカナールだと'90阪急百貨店が大人の安定感を見せた演奏をみせています。でも「俺はアツイ演奏じゃないと物足りないんだ」ってひとには'06津幡中を猛烈に推します。
ってなわけできょうはここまで。
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