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吹奏楽から日常生活のどーでもいいことまで、ひたすら雑多に書き込んでいきます… 更新は頻繁になったりならなかったり。

管弦楽組曲「第六の幸運をもたらす宿」より(3/28)

マルコム・アーノルド 作曲
瀬尾宗利編曲

 
管弦楽組曲「第六の幸運をもたらす宿」より I. II. III.


ゴールド、金賞!!! 2006 金賞受賞団体迫力のライヴ Vol.2 高等学校編
東海大学第四高等学校吹奏楽部 (井田重芳)

ついにこの記事を書く時が来たか!胸熱。

原曲は、「六番目の幸福」という映画で、アーノルドが作曲を担当した劇伴音楽。これを組曲に再構成したものの吹奏楽版が、現在よく演奏されている「第六」です。管弦楽版も吹奏楽版同様「ロンドンプレリュード」「ロマンティックな間奏曲」「ハッピーエンディング」の三部にわかれており、ホルンの勇壮なメインテーマが響くI 、各楽器の繊細で美しいソロが光るII 、そして子供たちが山越えをするシーンで用いられた楽しげな童謡がピッコロから始まり、II楽章のテーマが帰ってきて壮大に大団円を迎えるIII と、映画音楽ならではの演奏効果が高くメロディックな旋律が親しみやすい構成で作られた曲です。最近は少々下火ですが、コンクールでは中学生を中心に人気が高く、酒井根中学・横浜ブラスオルケスタ・東海大四高・出雲市立第一中学などなど全国の実力派バンドも名演奏を多く残しています。初演は'96 文教大学(銀)
○コンクールでの衝撃
前々回くらいの記事でも書いたと思いますが、徐々にいろいろな演奏会にいくようになっていった俺。そして良くも悪くも自分たちのコンクールが地区大会で終わってしまっただけに、翌日の中学大編成の部や県大会もゆっくりほかの団体の演奏を聞くことが出来ました。
少々話は飛びますが、秋田市の中学は、山王中学を筆頭に、秋田南・飯島・土崎そして当時新進気鋭だった御野場といった学校が有力校でした。僕は諸事情やらなにやらにより、御野場中学の部員といろいろと縁がありました。
話を戻して、というかこの選曲と話の流れからしてわかるとは思いますが、僕がコンクールで聴いて衝撃を受けた演奏は秋田市立御野場中学の演奏です。一応書くと中央地区大会の方の。最終的な結果は県大会銀賞でいしたが、僕個人の意見としては地区大会の演奏が出来れば東北もいけた、と思っています。
何が衝撃だったかというと…まぁ、全てです(笑)それまで高校の演奏会(=ちょっとかけ離れた存在に感じていた)とかしか聞いてこなかった自分が、自分と同じ年齢、友人、ましてや中には共にステージに登ったことがある仲間たちが、自分の目の前ですばらしい演奏をしている…これだけで十二分にショックでした。
演奏自体は、中学せいらしいほころびもあった(と思います、記憶は美化されるものでしょうから)ものの、音がとっても素直で、ハートにまっすぐ届く演奏でした。無駄に背伸びせずストレートな演奏をするのがこの学校の強みだと勝手に思ってます←
どの楽器にどんな奏者がいたとか、細かい点までは覚えてません(知ってはいますが)。それだけ大きく印象に残ったということでしょうか。
県大会の演奏終了後、御野場中学の保護者たちのところに行って話をしたのを覚えています。「良かったけれど、ちょっとリードミスが目立っちゃわなかったかしら?」「いえいえー、大丈夫だと思いますよ!とってもいい演奏でした、ありがとうございます!」と。保護者でもないのに←w
無論「追っかけ」をしていた山王中の、コンクールという場での演奏にも驚かされたのですが…またそれは別の記事で。


○私の吹奏楽人生の原点
たびたびいろいろなところ吹聴してるので、聞きあきた、なんて人もいるかも知れませんが(苦笑)一応本当に原点はどこかと問われれば、小学5年の時に聴いた自分の小学校のスウェアリンジェンの「セレブレーション」ではあります、吹奏楽に踏み出すキッカケですから。

しかしながら、今僕がこうして昔のカセットの音源や、全国大会に実際に行って演奏を聞くようになったりした原点は、間違いなくこの御野場中学の第六です。何がそこまで僕を突き動かしたのか。偶然に過ぎないのかもしれませんし、プラシーボ効果かもしれません。たまたま知り合いが、自分の前でいい演奏をした。知り合いだったからうまく聞こえた。たとえそうであっても、僕の原点であることにはなんら変わりはありません。

この演奏をキッカケに僕は、より多くの音源を探していくようになりました。初めて借りたCDは、同じ第六の出雲市立第一中学の演奏でした。それから、「出雲一中ってどんな演奏を他にしたんだろう」「第六の他の音源は?」「へぇ、出雲一中は昔からすごいのか…じゃあ昔って?」とどんどん興味は広がっていき、今に至るわけです。
そしてその興味の原動力は。「心に響く演奏に出会えた」ことだと思います。今でも、(最近友人に吹奏楽の魅力は?と聞かれてこう答えたのですが)自分の心を動かされる演奏に出会えて、あわよくばちょっと涙するようなことが吹奏楽の醍醐味である、と考えています。もちろん、そういう演奏をすることも。だからこそ僕は、そういう演奏にまた出会える機会を探して、あらゆる演奏からそういう「ハート」を感じ取りたくて、「すごい!」と学生の演奏に驚かされたくて、吹奏楽を聴き続けているのかもしれません。僕にとっての、そういう吹奏楽の楽しさを教えてくれたのは、そして無意識に僕の原動力になっていたのが、この御野場中学の演奏だったのではないかな?と、今思い返しています。

ムツかしいことは抜きにして、とにかくビビっときたんです!(笑)…ぶち壊しかw そして俺この否定→結論スタイル好きだな(笑)まぁいいや。

そんなわけで、こんな陳腐なセリフを直接当時の演奏者に言えるわけもなく(言ってもおそらくわかってもらえないかもしれないけど)、胸の中にしまっておいたのでした。やっと書けた。あの演奏に出会えたことには感謝ですね。
この次の年のピータールー、そしてメジャーバーバラにアパラチアの春と、以後御野場のファンとして聴き続け、毎年楽しませてもらっている僕です。

ゴールド、金賞!!! 2006 金賞受賞団体迫力のライヴ Vol.2 高等学校編
東海大学第四高等学校吹奏楽部 (井田重芳)

のおすすめ盤のコーナーでは、CDでも聴ける「高校生なのにすごい!」「このバンドのカラーが出てる!」みたいな、魅力的な演奏を毎回選ぶようにがんばってます。音源あまり持ってない場合はそうもいきませんが(苦笑)かと言って万人受けするかといえばそれは音楽なので、個人個人好みがありますから…そこは自分で自分の好きな演奏を探してみてはどうでしょう?…と、本来最初に書くべき文章を内容つながりでこんなタイミングで書かせてもらってます。

さてさてだいぶ横道にそれました。今回筆頭に上げたのは名門東海大四の演奏。ちょっとこの曲をチョイスしたのは意外だったりしましたが、すばらしい完成度。聞き手を楽しませ、安心して聴かせる骨太なサウンドで魅了です。近年で手に入りやすい名演でしょう。

AJBC1996-10.jpg日本の吹奏楽'96 Vol.9 <大学編>
文教大学吹奏楽部 (佐川聖二)

全国大会初演、コンクールに新しい風を吹き込んだ演奏。銀賞ながらも、「ミシシッピ組曲」の時のようなノリノリでハツラツとした演奏を披露してくれてます。まずはこれを聴くべし。このCDはまず手に入らないかと思いますが、文教大学のベスト盤にも収録されてるはずなのでなんとか聴いてみてください。

アーノルド・セレブレーション
東京佼成ウィンドオーケストラ (ダグラス・ボストック)

東京佼成による組曲全曲盤演奏。市音もおすすめですがこちらもプロの貫禄、メロディが流れていく感じが参考演奏にもよし、聴くもよし。タモシャンターや確かピータールーも入っているので入門におすすめ!!



全日本吹奏楽2000 Vol.9 <大学編>
創価大学パイオニア吹奏楽団 (佐川聖二)

正確には当時はパイオニアが入っていませんが。数ある演奏の中でも劇的に、かつガツーン!とならすアプローチでの演奏で、ちょっと他のと毛色が違うかな。ラスト部分はおそらく佐川先生(=瀬尾先生のクラの師匠)がちょっと手を加えたっぽい。「ねっとり」とイイますか、面白い演奏です。IIIのみ。

他にも、中学生らしい足立区立第十四中学、酒井根中学などの演奏も紹介したかったですがこのへんで!

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