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吹奏楽から日常生活のどーでもいいことまで、ひたすら雑多に書き込んでいきます… 更新は頻繁になったりならなかったり。

【感想】全日本吹奏楽コンクール前半9【片倉】

目次出来ました!

後半12 東京 東京都立片倉高校(指揮:馬場正英) 銀賞
♪(課) V 「薔薇戦争」より 戦場にて
♪(自) 「交響曲」より (矢代秋雄/甘粕宏和)


昨年の成績:全国大会金賞
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 金-銀-銅
4 - 1 - 2

♪(課)「薔薇戦争」より 戦場にて
2010年課題曲では「怒りの演奏」タグがニコニコに付けられててなんか納得したもんですが、今年もなかなかもの。「片倉はCDだけじゃわからない」とどこかで耳に挟みましたが、このバンドはぜひ生で聞いてほしい。迫力がほんとに全然違うんです。
で、Vはまぁこんな曲ですから攻めてくるだろうな、と思ったら冒頭からバシッ!とティンパが決まって予想通り、とニヤついてしまいました。辛口でクールな常総とは対照的に、早めのテンポ感でDからもガッツガツスネアが刻んで進んでいく圧巻の演奏。キモくねちっこい木管(褒めてます!)はもちろんのこと、前半は案外金管群がおとなしかったのですが、Trpソロから徐々に爆発。二回目のソリは縦が大きく乱れてヒヤッとしましたが、J前の ff なんかは真骨頂(もっと!と言いたくなるのは贅沢か)。バンドの聞き手を殴るような鳴りはブラボー。


♪(自)「交響曲」より (矢代秋雄)
2007年に交響三章の強烈な演奏で金賞をかっさらった片倉。矢代交響曲も当然やるだろうなと思っていたので想定内というか、やっときたねという選曲でしたが…なんと片倉は二楽章からのカット。冒頭のティンパニーが入った瞬間「ガタッ!!」ってなりました。きったぁああ!
馬場先生も実にノリノリで、CDでも分かりますが唸り声の入り方も例年の比じゃない。二楽章は特に超ハイテンションで、先生、そしてバンドの狂いっぷりが凄まじい。一階席だったので目の前で繰り広げられる「馬場ダンス」には呆気にとられてました。あれでちゃんと指示が伝わるんだもんなぁ、すごいや。
終結部への突っ込み方は引くくらい凄い。

そして(たぶん)三楽章をかすり、こんだけ時間裂いたら四楽章冒頭はカットで、アレグロ・エネルジコからかなーとか思ってたら…ちゃんと冒頭のホルンの叫びも入ってました。というかむしろ馬場先生の叫び「んんッ!!」は会場でも聞こえてましたw
四楽章は少々鳴りというか、作りに物足りなさを感じたかも。十分、ほんと十分凄いんだけど、先生のテンションに合わせるとするとまだ足りない。みんな馬場先生だったらもっと凄まじい演奏になってたのかなぁ。
ただそれもラスト、金管のコラールから先は払拭、文句なしの「片倉の交響曲」として完成されてました。うーん、ほんとすごい。狂宴というか、なんというか。1979秋田南とは違う恐ろしさ、とは当時の南高を聴いた人の談。こればっかりはそれ以上うまく言えない。

CDだと二楽章の凄さとか、四楽章の緊張感がちょっと足りない、なんでだろうね、CDでも伝わる秋田南(1979)がすごいのか片倉の色なのか。

ああ、あとこの曲はほんとにいろんな団体を生だったりCDなりで聴いたのでいろいろ物申したいところはあるんだけど、四楽章の作りはほんと一歩間違うとただのコピーになりがちで、独自色を入れながらきちんと作るのってホント難しいんだと思います。

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