はてなブックマーク - <!--$entry_title--> 忍者ブログ
更新は頻繁になったりならなかったり。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より(4月6日)

それでは今日の一曲に参りましょう!本日も全日本吹奏楽コンクールライブ録音から。



第40回(1992年)全日本吹奏楽コンクール。
習志野ウィンド・オーケストラ(指揮:海野修) 金賞
吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より (伊藤康英)





本日は特に音楽の話をしなかったので、僕のお気に入りの曲からひとつチョイス。
そもそも「ぐるりよざ」って皆さん知ってますか?かくいう私もこの曲ではじめて知りました。江戸時代、キリスト教信仰が禁止されてたのは有名ですよね。このとき、長崎のごく一地方の「隠れキリシタン」は、ラテン語の祈りの言葉を日本語風にカモフラージュして伝えていたそうなんです。これを、「オラショ」といいます。「オラショ」というのも、元はラテン語の「Orasio(祈り)」からきています。そしてこの「ぐるりよざ」はラテン語「Grolious(栄光)」からの発生。そんな不思議な祈りをモチーフとしたこの曲だけに、なにか神秘的なものを感じます。

冒頭の「I.祈り」の部分は、Euphソロに被せて男性斉唱で主題が歌われます。これこそが、「オラショ」をもとにした旋律なのです。なんだか不気味で神秘的な…どこの国の旋律とも言いがたい、独特の響きに感じます。この演奏では龍笛が出てくる二楽章はカット、一楽章の途中から「III.祭」へとうつります。ここからは日本の雰囲気(長崎ぶらぶら節がベースのモチーフ)、躍動感あふれる祭です。華やかかつ堂々たる強奏で曲は幕を閉じます。

で、この曲で有名なのは、全パートに体力・気力を要求するラストの祭り。自分で演奏をしたことはないんですが、手元にスコアがありまして…明らかにキツイ。めちゃハードなんじゃないでしょうか?大変な分、演奏効果も抜群、かっこいいんですが。
…とまぁそんな難曲を、名門習志野高校のOBOGバンドであるこの習志野WOは見事にこなしてます!曲の熱さと技術が兼ね備えられた必聴の名演。やっぱり日本人は「祭」に惹かれるんですかね?

今日は珍しく曲について語ってみました、ではまた明日!

拍手[0回]

PR

楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」より(4月5日)

で、今日の一曲はこれまた話に出てきた「あの曲」。昔のコンクールライブ盤からです。

第21回(1973年)全日本吹奏楽コンクール。
西宮市立今津中学校(指揮:得津武史) 金賞
楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」より 第一幕への前奏曲



昨日に引き続き話題にした曲の話ということで。そうとう昔ですね、僕まだ生まれてません(笑)オイルショックらへんですよ!?それはさておき、演奏の話ですか。
当時丸刈りの中学生が吹いてたらしいんですが…そんな音です
金管がちゃんと「パーン!」とした明るい音で、音がびしびし飛んでくるよう。まぁ時代も時代だからかもしれませんが、木管はずいぶん薄い音で「うーん…」ってなるかも。もともと金管が目立つ曲なので、なかなか全体的にはかなりいい感じだと思います。堂々としたテンポ感、サウンドのおかげで厳かな感じが良く出てます。荒削りながらなかなかいいのでは。金管好きな僕の好きな演奏のひとつ。
さらにパンチの聞いた演奏聞きたい!って人は'70祝典序曲、'74(課題曲A)高度な技術への指標なんかオススメ。さすが70年代の中学御三家の一つ、今津中。
この曲で自分が他に持ってるのは'90阪急百貨店とかでしょうか。これもまた抜粋部分が違うながら、盤石の演奏です。

拍手[0回]

高校いってきました!(その2)

はいどーもこんにちは。
今日は昨日に引き続き、高校の部活を見学してきました。(先輩方には「また来たの?」と言われましたw)
昨日はパート練でしたが、今日は合奏。で、ヘタクソながらも、合奏にお邪魔させてもらいました(汗)
やっぱり先輩は違いますね…中学校と高校の違いを思い知った合奏でした(当たり前か)
みなさんとっても上手で、部活はとっても楽しそうですが僕なんかで大丈夫なのか、と期待と不安で半々…

で、今日やった曲は僕らの入学式で演奏する曲だそうです。何曲かやりましたが、中には「ニュルンベルグのマイスタージンガー」もありました。
はい、あの初っ端金管が「パーン!」と出てくるカッコイイやつ。
他の曲に気を取られてたので合奏は50%以上初見(今思えば無謀極まりないですorz)
おかげでできないところも多々あり先輩にとっても迷惑かけました…
はぁ、ちゃんと練習しなきゃ。

しかもよく考えたら部活言ってる場合とかじゃないですよね、新学期に向けて勉強せねば…
久々に数学と英語をやってみたら前やってたところが頭からすっぽr(ry
あぁぁぁぁ、どうしよう…誰か助けてください、せめて暗記が得意ならよかったんですが(泣)

そんなこんなでちょっとブルーになりつつ今日も曲をむさぼり聴いている僕でした。




拍手[0回]

3つの交響的素描「海」(4月4日)

それでは、今日の一曲です。…って唐突過ぎますねw
これからはひとつの記事一曲以上のペースで、その日聞いて印象に残ってる演奏を紹介していきたいと思います。あくまで思います←


で、今日の曲は全日本吹奏楽コンクールライブ録音から。

  第41回(1993年)全日本吹奏楽コンクール 
天理高校(指揮:新子菊雄) 金賞 
3つの交響的素描「海」より 風と海の対話 
(C.ドビュッシー/上埜孝)






前半の記事でちょっと天理の話を聞いたので、そのついでもありこの演奏を。
天理は新子先生時代'93と'03の二回、交響詩「海」をとりあげてます(どちらも上埜先生編曲)。さてさて、一回目のこの演奏は、スケールの大きな私好みの演奏。特にホルン、ペット、トロンボーンの金管群の堂々とした響きは音圧もしっかりしていて圧巻ものです。途中トランペットソロを一箇所はずしてしまったのがかなり残念ですが、それを差し引いても充分立派な演奏。あのソロはしかたないっす。
初めにあげた「スケール」って何?っていうと…うーん、言葉で書くと薄っぺらくなってしまうんですが強弱の幅だとか、テンポのゆれだとか…そういうやつですね。これがとっても幅があってこの曲にぴったり。
この演奏を聴いてやっぱり思うのは、どんな曲でも「天理の音」がするんですよ、天理の演奏は。特に'88ディオニソスとかは真似できないですよね!


とまぁ、チラ裏な感想で「は?何言ってるのコイツ」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、どうかたかだかブログの話です、お許しを(苦笑)
それではまた。

拍手[0回]

高校行ってきました!

前にも書きましたが、僕はこの春から高校生です。したがって、まだ入学してないわけですが…
練習がある、ということなので僕の行く高校の吹奏楽部を見学してきました!!

今日はパート練習だったのですが、先輩方もとっても優しい方が多くて、部活の雰囲気がすごくよかったです。
もちろん、みなさんとっても上手で…僕なんかが演奏するのが気が引けるくらいでした(苦笑)
でも、部活に入部するのがますます楽しみになりました!はやく入学したいな~


ところで、今日甲子園では興南(沖縄)が優勝したみたいですね。おめでとうございます!
一介の吹奏楽ファンとしては天理とか大阪桐蔭の応援をもうちょっと聞きたかったのですが(ぉぃ


拍手[0回]