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更新は頻繁になったりならなかったり。

【展望】全日本吹奏楽コンクール高校後半の部3【名電・高輪台・伊予】


前半その1【福工大城東・埼玉栄・北条】

 
後半その1【大宮・ウルスラ・横浜創英】
後半その2【富商・幕張総合・精華】
後半その3【名電・高輪台・伊予】
後半その4【旭川商業・光が丘女子】
後半その5【淀工・出雲北陵・明浄】
※前半の北条以降は、管理人の体調不良(笑)のため間に合いませんでした…ごめんなさい。感想ちゃんと載せます。
後半07 東海 愛知工業大学名電高等学校(指揮:伊藤宏樹)9年連続35回目
♪(課) II 天国の島
♪(自) シンフォニエッタ第2番「祈りの鐘」(福島弘和)


昨年の成績:全国大会銀賞(後半の部6位、前後半9位)
00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10 金-銀-銅
- 銀 金 金 休 銀 銀 銀 休 銀 銀 2-6-0

東海の名門、愛工大名電。全国大会は1966年初出場とかなり歴史が古く、これだけ長く全国に出続ける学校は数少ないものです。
で、黎明期の松井先生(名古屋電気工高・名古屋電気高時代から)、大きく転換・発展を遂げた桐田先生についでの指揮者が現在の伊藤先生です。伊藤宏樹先生といえば、'01正和中・斑鳩の空の演奏のあの伊藤先生。
松井先生時代には'73交響的断章、'93ローマの祭り、なんといってもプラハの名演が、桐田先生時代には'03交響詩「海」、歴史的名演となった'97フェスヴァリなど枚挙にいとまがない。これだけ長きにわたって全国に出続けるものの、最高記録は四年連続金賞と五出五金がないのが不思議なくらい。
近年は銀賞続きと金賞に後一歩届かず、の状態が続いてます。昨年の渾身の三ジャポも惜しくも後半銀賞一位。今年こそ金賞を狙っていきたいところです。曲は近年人気のシンフォニエッタ第二番ですが、個人的に課題曲を期待したい。昨年の三ジャポのような路線なので、どうなるのか楽しみです。



後半08 東京 東海大学高輪台高等学校(指揮:畠田貴生)2年連続7回目
♪(課) V 「薔薇戦争」より 戦場にて
♪(自) イースト・コーストの風景より I,II,III(N.ヘス)


昨年の成績:全国大会金賞(前半の部4位、前後半5位)
00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10 金-銀-銅
/ - 金 金 - 金 金 金 休 - 金 6-0-0


最近台東著しい高輪台高校。2002年初出場と歴史は浅いものの以後全国大会に出れば金賞、と実力をみせつけています。駒澤大学高・片倉と代表を争う東京支部代表。
「笑ってこらえて」で取り上げられ一躍有名となった高輪台ですが、昨年はモンタニャールの詩を全国初演しヒットを巻き起こすなど、影響力もかなりのもの。今年は'98山形大の演奏が記憶に新しいイースト・コーストの風景と、またユニークな選曲。課題曲もレベルの高い演奏が期待されるが、それ以上に自由曲、である。カットはどうなる?なによりサイレンはどっち?非常に楽しみな団体である。


後半09 四国 愛媛県立伊予高等学校(指揮:長谷川公彦)3年連続19回目
♪(課) IV 南風のマーチ
♪(自) BACHの名による変奏曲とフーガ(F.リスト/田村文生)


昨年の成績:全国大会銀賞(前半の部9位、前後半19位)
00  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10 金-銀-銅
- 銅 銅 - 銅 銅 銅 休 銅 / 銀 0-1-6

今年で三出達成の四国代表伊予高校。1984年初出場と歴史はなかなか長く、高知西や北条と共に全国へとコマを進めてきています。上甲先生(パリの喜びやテイク・オフ)のイメージが強い伊予高校ですが、2000年代も三出一回と全国に出続ける有力校。今年は難局「BACHの名による~」を自由曲にもってきました。
課題曲IVは個人的に地雷、と思ってたりしますがどう仕上げてくるでしょうか。なかなか濃い団体、曲続きのプログラムだったりするので、気張りすぎずすっきり聞かせてくれるとうれしかったり。

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